メッセージ フロム ザ フロント

 

加速、拡大する人材ビジネス、商品化する労働者…
「失業なき労働移動」の実像を明らかにする!

劣化する雇用
ビジネス化する 労働市場政策

政府が謳う「失業なき労働移動」は、私たちの雇用と生活を保障してくれるのだろうか。再就職や転職支援を建前とした人材ビジネス≠ヘ、国から助成金を支給され増幅の一途。その一方で、
雇用契約の度重なる更新や、就業と失業の繰り返しなど、不安定な雇用と生活に悩む多くの労働者。
いま将来をみつめ、働き方・働かせ方のルールを含めた、良質な雇用を創出するための真の労働市場政策を考えよう


伍賀 一道(金沢大学名誉教授)
脇田 滋(龍谷大学法学部教授)
森崎 巌(全労働省労働組合中央執行委員長)編
  定価1,728円(税込) 四六判並製 / 254頁  旬報社刊

≪ 編著者紹介 ≫
伍賀 一道(ごか かずみち)    金沢大学名誉教授 
脇田 滋(わきた しげる)    龍谷大学法学部教授
森崎 巌(もりさき いわお)   全労働省労働組合中央執行委員長
後藤 道夫(ごとう みちお)    都留文科大学名誉教授
河村 直樹(かわむら なおき)   全労働省労働組合中央副執行委員長
秋山 正臣(あきやま まさおみ)  全労働省労働組合中央副執行委員長
藤田 和恵(ふじた かずえ)    フリージャーナリスト
津川 剛(つがわ つよし)    全労働省労働組合書記長
中村 和雄(なかむらかずお)    弁護士

はじめに

T章 変貌する労働市場
 1.日本の労働規制は「岩盤」か?
 2.「正社員」は安泰か 
 3.雇用と働き方はなぜ変わったのか
 4.新自由主義的労働政策の変遷と人材ビジネス
 5.岐路に立つ労働市場政策——安倍「労働改革」と人材ビジネス 
 6.アベノミクスで雇用と働き方は改善したか

U章 労働市場に拡がる人材ビジネス
 1.雇用の多様化と「半失業」の拡大
 2.人材ビジネスの「活用」政策の拡がり
 3.拡大する人材ビジネス業界
 【コラム】「誤解」されている派遣という働き方

V章 「失業なき労働移動」の実像
 1.雇用維持型から労働移動型へ
 2.派遣法改正で固定化する派遣労働者
 3.職業能力の「見える化」に潜む危険
 【コラム】「正規、非正規」「公務、民間」を超えた連帯

W章 良質な雇用を創出するために
 1.いま労働市場政策に何が求められているか
 2.働く権利を守る雇用法制
 3.人材ビジネスの規制のあり方
 4.労働者の職業能力開発
 5.雇用形態による格差をなくす——同一価値労働同一賃金原則の確立

おわりに

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